やっぱり出てきた？不動産のサブリース（借り上げ）問題！！

昨日、娘のジャンバーの袖が汚れていたのでうたまろ石鹸で手洗いし、綺麗になって幸せを感じたトラトラ♪です。

朝、ネットニュースで

家賃減収、大家が提訴へ　レオパレス２１「１０年不変」

と報道されていました。

仕事柄、目に止まったのですが（一応不動産の資産運用のような仕事をしています）やっぱりこのような訴訟が出てきたかという印象です。

実際のところは遅いぐらいだなと言う印象です。

今回の提訴内容は、土地を持っているオーナーさんに「マンションを建てましょう」「相続税の事を考えて、銀行から建築費を借り入れし、控除を受けましょう」そして借入してマンション経営していけるか不安のオーナーさんに「わが社で全室借りますから安心してください」とマンション経営をすすめる営業方法です。

その際、10年固定や30年固定などを謳い建築してもらうのですがハッキリ言うと

固定なんか無理！！

少子化で人口が減っている昨今、今後10年20年と人口減少が激しくなる中で家賃の固定なんかしてたら会社が潰れてしまいます。

マンション経営の素人である土地のオーナーさんは「固定なんで安心だ」と建築してしまうのですが、結局はなんだかんだ言われて減額されて終わり。

それも減額は1回だけじゃないですからオーナーさんは大変です！

ちなみに借り上げ（サブリース）の金額も近隣相場から90～95％と言ってますが実際は80％ぐらいでオーナーさんからら借り上げている事例もありました。（最近はインターネットで周辺賃料を検索できるようになったのでそこまでひどいのは無いと聞きます）

「じゃあ建築してしまった人は泣き寝入り？」となりかねないですが地域や場所によっては借り上げ契約を解約し、自主管理やマンション管理会社（サブリースではない）へ移行する方がいい場合が多々あります。

その際はいろいろ勉強をしなければいけないと思いますが、マンション経営も会社経営と同じですので自分が社長だと言う意識をもって取り組んでいかなければいけないですけど・・・

また、最近セミナーとかでサラリーマン大家とかを目指している人が多いですが、無理な借入で将来大変になるだろうなと思いながら現状を見ています。

机上の空論で数字を合わせても現実はそううまく行きませんから・・・

このままですと、あと数年でパンクしてしまうオーナーさんが激増してくると思います。

そうなるとまた不動産投資に詳しい人たちが物件を買いに走り出すでしょう。

投資は何でもそうですが楽に運用できるものはないので身の丈に合った運用を心掛けるようにしないといけませんね。