シングルファザーのぼちぼちいきましょか♪

1男1女のシングルファザー!子育て&自閉症との奮闘記♪

息子が自閉症と診断されるまで②

 前に100円均一で買ったゴキブリのおもちゃが子供のおもちゃ箱に入っていて夜中にひとりで叫んでしまったトラトラ♪です。。。

 

前回の続きになります。 

blog.tora-juno.com

 

こちらの言葉に反応しないや目を合わせない事はそこまで気にならなかった、と言うか気にしないようにしていたのですが3歳前になっても、あまりに言葉が出ないのがかなり心配になってきました。

 

ネットで検索してみると「3歳からうるさいぐらい話し出しました」とか「5歳からいきなり話し出した」というのが載っていましたので、他にもそういう子がいるのが分かり「大丈夫やろ?」と安易に考えていました。ただ、検索していると「発達障害」や「自閉症」というのも出てきていたので障害があるんじゃないかと言うのは頭の片隅にありました。

ただ、「うちの子は違うだろ」と現実逃避をしていた面もありました。

 

その後に出てきたのは「こだわり」「反復行動」です。

こだわりを感じたのは「このズボンにはこの服」と言う自分のルールがあり、違う服の組み合わせをすると火が点いたように大泣きしていました。

それ以外にもコンビニやスーパーへ行く道がいつもと違うと大泣きしたり、そのほかにもいつもと違う事をしてしまうとパニックのように泣いていました。

 

反復行動はその時々によって違うのですが一番長かったのはTVの画面を手でおもいっきりたたき続ける行動でした。

どれだけ「ダメ!」と言ってもたたき続けて、あまりにひどいのでTVから無理やり離すと大泣きしたりと手が付けられない状態でした。

 

昔のビデオを見ているとTVをたたいている映像が流れていましたので、この行動も自閉症の症状だったんだなと今は理解できますが、当時はただのわがままで怒っても意地になってやっているんだと思っていましたので、今となっては息子には申し訳ない事をしたなと思います・・・

 

ただ、当時は買い物に行ってお菓子を山ほど持ってきて「1個だけよ」と残りを棚に戻すと大泣きし周りの人に白い目で見られたり、紙で何かを作っていてうまくできないと大泣き、何かを見つけそこに行こうと車道に飛び出しそうになるのを止めると寝転んで大泣きしたりとこの時期が一番大変な時だったなと思います。

 

話しかけても息子は喋れませんのでどうして欲しいか分からず、また、こちらの言うことも理解ができないので意思疎通ができず、精神的にまいってしまい私も心に余裕がありませんでした。

 

その状態の中で娘の出産があり、息子の問題を解決できず息子と娘の二人の子育てが始まりました。